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BRZ のれん分けハーネスを使用したOPコネクターからの電源の取り方

OPコネクターからの電源の取り方解説
 
 「 のれん分けハーネス 」 を使用した OPコネクターからの電源の取り方を解説致します。
 
      
 スバル純正部品の 「 のれん分けハーネス 」 です。 品番は上の写真(右) を参考にして下さい。
 
 
 
 【 のれん分けハーネスとは… 】
   社外の電装品を取り付ける際に、電源や車速等の各種信号線に接続しやすくするようスバルの純正パーツとして
   売られている 「 電源 & 各種信号の取り出し専用ハーネス 」 のこと。
   車体側に装備されている 「 OP コネクター 」 に差し込んで使用します。
   ギボシ端子が付いているので、ここから簡単に電源、各信号等が取れます。スバルのディーラーで購入可能です。 
 
 「 OPコネクター 」 は、ハンドル下パネルの内部の奥の方にあります。
 のれん分けハーネスを 「 OPコネクター 」 に繋ぐには、まず、こちらのページを参考にハンドル下パネルを外して下さい。
 
 
 パネルを外すとアクセルペダル側のところに箱状のユニットがあり、その左奥に OPコネクターがいます。
 
      
 この部分です。新車状態ではこのようにテープで固定されています。
 ( ETC等の後付け機器を既に取り付けている場合、このテープが剥がされ電源取り用のコネクターが繋がっていることがあります。)
 
 
 テープを外してコネクターを手前に引き出します。  
 これが 「 OPコネクター 」 です。 ここに 「 のれん分けハーネス 」 を繋ぎます。
 そして、のれん分けハーネスから分岐している 「 ギボシ端子付きの配線 」 から下記の電源・信号等が取れます。
 
 【 のれん分けハーネスから分岐しているギボシ端子配線の主な電源・信号等 】
  白/赤 色の配線 … 常時電源 ( バッテリー電源 ) 最大25Aまで
  黄/赤 色の配線 … ACC電源 ( アクセサリー電源 ) 最大10Aまで
  緑/黄 色の配線 … ING電源 ( イグニッション電源 ) 最大10Aまで
  紫 色の配線 … イルミネーション電源
  緑/黒 色の配線 … 車速信号
  茶/黄 色の配線 … バック信号
  黒 色の配線 … ボディーアース
  灰 色の配線 … ハンドブレーキ
 
   ◆ 注意点!
     カーナビ用として、車速信号、バック信号、ハンドブレーキ信号を取りたい場合は、この OPコネクターからではなく
     オーディオパネル内部にある別の OPコネクターからも取れます。
 
          
     カー用品店で入手可能な市販の接続ハーネスを使ってオーディオパネル内部にある別の OPコネクターから信号が取れます。
 
 
 なお、のれん分けハーネスは、バージョン、製造時期、純正・社外などの違いにより、配線色が異なる場合があります。
 実際に使用する際は、添付されている説明書を参照するようにして下さい。
 
 また、「 OPコネクター 」 と、「 のれん分けハーネス 」 も配線色が異なります。
 OPコネクター側は以下のようになっています。
  
 
 
 【 OPコネクター側から見た主な電源・信号等 】
  1  … 青色    常時電源 ( バッテリー電源 ) 最大25Aまで
  2  … 白色    ACC電源 ( アクセサリー電源 ) 最大10Aまで
  3  … 橙色    ING電源 ( イグニッション電源 ) 最大10Aまで
  4  … 紫色    イルミネーション電源
  5  … 桃/緑色   車速信号
  6  … 橙/白色   バック信号
  7  … 黒色    ボディーアース
  8  … 灰色    ハンドブレーキ
  9  … 白茶色   ヘッドランプ ( ライト点灯でアースに繋がる )
  11 … 青     ルームランプ

 
 【 のれん分けハーネスを使わずに OPコネクターから電源を取るには… 】
   
      
 エーモン工業 等から販売されている 「 配線コネクター 」 を使用します。
 純正配線側を切断することなく、配線を挟むだけで簡単に結線することが可能です。
 右の写真のようにペンチやプライヤー等を使って配線を挟み込んで使います。
 ( エーモン工業製  品番 : E488  商品名 : 配線コネクター )
 
 ただし、BRZ の OPコネクターの配線は、配線保護用のビニールテープ等がコネクターのすぐ近くまで巻かれています。
 また、OPコネクターの配線自体があまり長くないため、作業がしずらいです。
 配線コネクターで結線するよりは OPコネクターを使用されたほうが良いでしょう。

 
 
備考
記事掲載日 : 2012/06/18

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